機内持ち込み手荷物の知識 【液体物の制限】
はじめてのハワイ旅行の準備として、国際線の飛行機に持ち込む荷物について調べていったら、
液体物に関して、持ち込めるもの、持ち込めないもの、の制限があることが分かりました。
機内に持ち込めない液体物の制限
国際線の場合、あらゆる液体物は、航空機内への持ち込みの制限があります。
成田空港内にあった、液体物の持ち込みに関する説明が書いてある展示物です。
機内は、乾燥すると聞いていたので、ペットボトルで飲み物を持ち込もうとしたんですが、
こういうのも完全に禁止でした。
飲み残しはこちらへ、と書かれていたところに捨てるしかありません。
航空機へ飲み物を持ち込むには、出国の手続きが済んだあとに、出発ゲート前の売店で買うことができました。
その展示物の下に書いてあった説明です。
海外に行くと日本の味が恋しくなるので、醤油などを持って行きたくなりますが、
これも持ち込み禁止です。
ただし、預け手荷物には、入れてもOKです。
違う場所には、「こんなモノも液体物!」と書かれた展示物がありました。
ここで展示されているのは、以下のものです。
【液体調味料】例:生わさび、マヨネーズ(預け荷物はOK)
【水分を多く含むパック詰め食品】例:しば着(預け荷物はOK)
【液状の化粧品】例:サンオイルローション(預け荷物はOK)
【液状レトルト食品】例:カレーのレトルト食品(預け荷物はOK)
【100ml以下のもの】例:目薬、歯磨き粉、ハンドクリーム(機内持ち込みOK)
【水分を多く含む缶詰食品】例:ドールのトロピカルフルーツミックスの缶詰(預け荷物はOK)
【ハミガキ粉】例:GUMの歯磨き粉100mlを超えているパッケージ(預け荷物はOK)
【凍った液体物】例:ハーゲンダッツのアイスクリーム(預け荷物はOK)
【スプレー類】例:ギャツビーのヘアスプレー(預け荷物はOK)
【味噌】例:料亭の味 味噌(預け荷物はOK)
【デザート類】例:プッチンプリン(預け荷物はOK)
【水分を多く含むビン詰め食品】例:たこわさびビン詰め(預け荷物はOK)
【スノードーム】例:液体の入ったスノードーム(預け荷物はOK)
このような感じで、液体物に関して「機内持ち込みの手荷物」には、厳しい制限があります。
「預け手荷物」の場合なら、ほとんどOKなんですけどね。
本当に全部ダメなのかというと、そうではなくて、
「液体物の機内持ち込み」には、持ち込みルールがあります。
次で説明します。
液体物の機内持ち込みルール 100mlルール
機内に液体物を持ち込むのは、完全に禁止しているわけではありませんでした。
「100mlルール」というものがあります。
1.100ml以下の個々の容器で
2.1リットル以下のジッパー付き無色透明プラスチック袋に
3.1人1袋まで、検査トレーへ
この条件を満たせば、液体物を手荷物として持ち込むことができます。
成田空港に展示されていた、具体例です。
このような感じで、100ml以下の容器を揃えて、必要なら、100円ショップなどで買った容器に移すなどの対策をして、透明で閉じることができる袋に入れれば、持ち込むことが可能です。
女性なら、化粧品などをこうして持ち込むことができます。
私の場合は、リモワのスーツケースを購入したら、中に液体物をパッキングするのに使えるものが入っていました。
こういうのって、絵でかいてあるので、わかりやすいですね。
これで、事前に分かったようなものです。(リモワさんありがとう!)
100ml以下の容器で揃えても、透明なプラスチックの袋に入っていない場合は、持ち込めません。
この袋は、ジップロック フリーザーバッグを使うと便利です。
袋のサイズは、縦20cm以下×横20cm以下が目安です。
液体物を機内に持ち込みたい場合は、このルールを守ればOKなのです。
このような情報は、事前に知っておいたほうが、いいですよね。
自宅でパッキングするときに必要な情報です。
成田空港に着いてからこの情報を知った場合は、ジップロックを購入できるところがあるので、現地でパッキングすることもできます。
出国手続き後は、自由に液体物を買える
出国手続き後に、免税店などで購入した場合は、持ち込みが可能です。
出国手続きの持ち物がチェックされた保安検査が終われば、そのあとのエリアにある免税店などで、飲み物を買うことができます。
免税店のエリアでは、いろいろなお店が並んでいます。
ここで買ったものは、持ち込みがOKです。
「液体物の持ち込み制限」のもっと詳しいことは、こちらのページで確認できます。
国土交通省の国際線の航空機客室内への液体物持込制限について
(平成27年10月1日 現在)
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